2020/07/27
あなたはお酒に強い?弱い?
あなたはお酒に強いですか?弱いですか?
今回は「お酒」についての雑学をお話しします!
この記事でわかること
・お酒に強い人、弱い人の割合
・お酒を分解する構造に秘密あり
・飲み続ければ強くなる?!
・1日のお酒の適量とは?
お酒に強い人、弱い人の割合
お酒をいくら飲んでも顔色一つ変えない人から
一口飲んだだけで、顔が真っ赤になる人までいますよね。
一体この差ってなんなのか気になりません?
まずは、お酒に強い人、弱い人の割合から見ていきましょう!
実は40%もの方がお酒に弱く、そのうち4%の人が受け付けないほど弱いとされています。
この違いってなんでしょうか?
お酒を分解する構造に秘密あり
結論からいうと
「アセトアルデヒド」を分解する力が“強いか弱いか”でお酒の強さが決まります。
お酒(アルコール)を飲むと、
アルコールが代謝される過程で発生する「アセトアルデヒド」と呼ばれる物質が発生します。
このアセトアルデヒドが「酔う原因」の物質で、
アセトアルデヒドを分解する力が強い人は→お酒に強い
アセトアルデヒドを分解する力が弱い人は→お酒に弱い
では、酔う原因であるアセトアルデヒドの分解には何が必要なのか??
それが「アセトアルデヒド脱水酵素」です。
前項であげた
40%のお酒が弱い人は、アセトアルデヒド脱水酵素が活性が低い人
4%の受け付けないほど弱い人は、アセトアルデヒド脱水酵素が不活性な人
となります。
簡単にまとめると
①お酒(アルコール)を飲む
↓
②アルコールを代謝する過程で、酔う原因である「アセトアルデヒド」が発生
▶︎アセトアルデヒドを分解する「アセトアルデヒド脱水酵素」が必要
↓
③アセトアルデヒド脱水酵素の活性が高いと「お酒が強い」
活性が低い、不活性「お酒が弱い」
飲み続ければ強くなる?!
アセトアルデヒドを分解する、アセトアルデヒド脱水酵素の活性は
生まれつき得意か、そうでないか決まっています。
なので、飲み続けたから「お酒が強くなる」というよりも
飲み続けたことにより「脳が鈍感」な状態となります。
簡単にいうと「慣れちゃった」状態。
こんな方は注意!
飲んでいる時は、気持ちよくグビグビ飲んでいるけど
お酒を飲んだ後、頭痛や吐き気、体がだるいといった事があると
実は元々お酒に強くないのに「脳が鈍感」になり誤魔化しているだけかもしれません。
また、女性の方は生理中にアルコールを摂取する事で
痛みやだるさなど生理中の症状悪化にも繋がりますのでご注意ください。
1日のお酒の適量とは?
人や体調によってその日の酔い具合が違います。
1日平均純アルコール約20g程度の摂取が「節度ある適度な飲酒」とされています。
ビール中瓶1本
日本酒1合
焼酎0、6合
ウィスキーダブル1杯
ワイン1/4本
缶チューハイ1、5本