ブログ

2025/05/07
ストレートネックは治らないと思っていませんか?

間違った姿勢と歩き方が原因なら、改善できる可能性はかなり高いです。

「ストレートネックはもう一生治らないと思っていました」
これは、当院に来られたお客様がよく口にされる言葉です。

確かにネットで検索すると、「ストレートネックは治らない」「老化だから仕方ない」といった情報が出てきます。
でも本当にそうでしょうか?

当院では、ストレートネックは“あなたの体の使い方”が作り出した結果であって、正しい使い方を身につければ、改善できる可能性は十分にあると考えています。

ストレートネックは「生まれつき」ではなく、「習慣が作ったもの」

ストレートネックとは、首の骨(頸椎)の自然なカーブが失われ、真っ直ぐになってしまった状態です。
本来、首には緩やかなカーブがあり、頭の重さを分散して支える構造になっています。

多くの方が「私はもともと首が悪いから…」とおっしゃいます。
でも、実際に首の構造に先天的な問題があるケースはごくわずか。

ほとんどの場合は、
**長年の姿勢のクセや、間違った体の使い方の“積み重ね”**によって
ストレートネックは作られていきます。


首のカーブが失われる原因は以下です。

たとえば、こんな使い方が首を壊している

  • スマホを見るとき、頭が前に出て画面を覗き込む

  • 仕事中、肩をすくめて前かがみでパソコンに向かっている

  • 骨盤が前に傾いたまま固まっている

  • つま先に体重をかける前重心である

  • 反り腰や猫背もある


など、首そのものではなく、体全体の使い方のクセにあるのです。

これらの姿勢や動きはすべて、
“首が常に前に出て、詰まる”状態を作り出します。

言い換えれば、ストレートネックは、日々の“無意識のクセ”で作られた構造的な結果なのです。

“原因があなた自身にある”ということは、“改善できる力もあなたにある”ということ

これは厳しい言葉に聞こえるかもしれません。
「あなたの体の使い方が、今の不調を作っている」

でも裏を返せば──
あなたの意識と行動次第で、未来は変えられるということでもあるのです。

  • 一時的にラクになる施術よりも

  • 薬や枕に頼るよりも

  • 自分の体を正しく動かせること

それが、ストレートネックを本当の意味で卒業するための第一歩です。

正しい姿勢・重心・歩行を身につければ、変わる

私たちのアプローチは、首を“揉んで治す”ものではありません。
まず体の土台である骨盤・背骨・足の使い方を見直し、
重心の位置や歩き方までトータルで整えることで、首にかかる負担そのものを減らしていきます。

そのためには…

  • 重心をかかと寄りに置く立ち方

  • 背骨が自然に伸びる脱力姿勢

  • 首に力を入れずに歩ける歩き方

こういった「正しい体の使い方」を無理なく続けられる形で習慣化していくことがカギです。

そしてそれは、特別な才能や柔軟性がなくても、誰でも習得できるものです。


これらを日常的に実践できるようになると、

「気づいたら首が軽くなった」「首が前に出にくくなった」と体感される方が増えてきます。


実は、猫背・反り腰・巻き肩もつながっている

ここで少し“おまけ”としてお伝えしておきたいのが、
ストレートネックと猫背・反り腰・巻き肩は連動しているということです。

  • 骨盤が前に傾くと、背中が丸まり、首が前に出る

  • 巻き肩になると、頭が前に引っ張られる

  • 反り腰の人ほど、首に力が入りやすい

つまり、首だけでなく、姿勢全体が崩れていることがほとんど。

だからこそ、当院では首だけでなく体全体のバランスを整える施術+正しい体の使い方指導まで行っています。
結果的に、「猫背が楽になった」「姿勢がきれいになった」と感じる方も多くいらっしゃいます。

見た目も変わる。気持ちまで変わる。

ストレートネックを改善していく過程でよく言われるのが、

「鏡に映る自分が変わった」
「肩の力が抜けて、自然に立てるようになった」
「写真で見ると、前より若々しく見える」

そう、姿勢が変わると見た目の印象も変わるのです。
さらに、呼吸がしやすくなったり、疲れにくくなることで、気持ちまで前向きになる方も。

「どうせ治らない」から「もしかして変われるかも」へ

ストレートネックは、確かに一晩で変わるものではありません。
でも、「正しい体の使い方」を知り、毎日の中で少しずつ取り入れていけば、
痛みや違和感はもちろん、姿勢・見た目・気分まで変わっていく可能性があります。

あなたも、「どうせ治らない」とあきらめる前に、
一度“体全体のクセ”を見直してみませんか?

関連記事

050-6872-1166
LINE予約