2022/03/28
顎関節症の治療方法を紹介!病院と整体の違いとは!?
「顎関節症の治療ってどんなものがあるの?」
「歯科(歯医者さん)と整体院ではどんな違いがあるの?」
そんな疑問にお答えします。
こんにちは、どんぐり整体院の橋本です。
1956年に提案された顎関節症。その症状は、顎の痛みや音、異常運動といったものです。現在の診断基準では、顎関節や咀嚼筋等の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とし、類似の症候を呈する疾患を除外したもの。(顎関節症の診断基準(日本顎関節学会 1998 年))とされています。
そんな口周りの症状を特徴とする顎関節症になると、基本的には歯科を受診します。しかし、当院をはじめとした整体院でも顎関節症に対して何らかのアプローチをしている場合もあります。
その為、いざ顎に不調が出た際に、「歯科と整体どちらに行こうか迷われるかもしれません。この記事では。歯科と整体の治療や施術の特徴を紹介しますのでぜひご覧くださいさい。
顎関節症の治療
歯科
・マッサージ
顎関節症時に痛む咀嚼筋を押す・さするなどマッサージします。筋肉を緩めることで血流を促し、痛みの緩和や顎関節の可動域の拡大を図ります。
また、マッサージはリラックスした状態で行います。普段から噛み締めくしばりがある方は、マッサージを通して、本来の口の脱力加減を認識する機会にもなります。
・温める
ホットパックや蒸しタオルなどを使い、顎周囲を温めます。マッサージ同様に、血流の改善や筋緊張や痛みの緩和を目指します。
・電気
低周波治療器を使い、筋肉へ刺激を与えます。顎周囲の筋肉に電気刺激を入れることで収縮・弛緩を繰り返します。電気刺激により筋肉の緊張を緩和する目的があります。
・ストレッチ
顎関節症で痛みを感じる特徴的な筋肉の咀嚼筋を伸ばします。口を大きく開けきった状態からさらに開けるようにして、口を閉じようとする筋肉を伸ばします。ストレッチにより痛みの緩和や可動域の向上が期待できます。
・薬
咀嚼筋痛に対して、薬が処方されます。非ステロイド性抗炎症薬: NSAIDs)では炎症や痛みを鎮める効果があり、アセトアミノフェンでは鎮痛効果があります。
・マウスピース
アプライアンス療法やスプリントと呼ばれるものです。口に装着することで、バランスのとれた噛み合わせを実現させて咀嚼筋の緊張緩和や顎関節への負担を軽減させます。基本的には寝ている時に装着します。これは1日中装着すると下顎の位置が変化するなど副作用が出るためです。
・手術
どんぐり整体院
・咀嚼筋へのアプローチ
・首や肩の歪みを整える
首や肩の可動性に左右差があると噛み合わせに影響を及ぼし、結果として顎関節症につながると考えています。
可動性の差を具体的いうと、右には向けるけど左はダメとか、右腕は上がるけど左はダメなどの状態です。
体の歪みを整えることで、バランスのとれた噛み合わせを実現させ顎関節症を改善に導きます。
まとめ
顎関節症を治そうと受診した先での、アプローチ方法を歯科・整体院別に解説しました。顎関節はお口の問題なので、基本的には歯科を受診する方が多いはずです。
しかし、歯科の治療ではできないアプローチが整体にはあります。薬やマウスピースでは改善しない場合や、普段の姿勢が悪いと自覚がある方はお気軽にどんぐり整体院へご相談ください。