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2021/12/13
顎関節症!首の前の痛みの正体は「胸鎖乳突筋」!?
「顎関節症と診断された」
「首が痛むことがある」
そんなあなたに書いています。

こんにちは!顎関節症改善を得意とする、どんぐり整体院です、


顎関節症は口を開ける際
顎に痛みや音、違和感を訴える疾患です。
しかし中には顎関節症であることで、首に痛みを感じる方も少なくありません。

そこで今回は顎関節症の症状がみられ、さらに首に痛みや不快感を感じる方に、その原因と対策をお伝えします。

対策を怠ることで、いつまで経っても顎や首の不調に悩まされる恐れからぜひ最後までご覧ください。


この記事でわかること
・首の痛みの原因は「胸鎖乳突筋」
・胸鎖乳突筋の緊張を取らないと起こること
・胸鎖乳突筋の緊張を和らげる方法
・まとめ

首の痛みの原因は「胸鎖乳突筋」

首の前にある筋肉に、胸鎖乳突筋があります。
胸鎖乳突筋が緊張すると、首の前に痛みや不快感を覚えるのですが、
そもそも胸鎖乳突筋が緊張する場面ってどんな時なのかみていきましょう。


胸鎖乳突筋は、鎖骨・胸骨から頭部に向かって乳様突起(耳の後ろにある出っぱった骨)にかけて走る筋肉です。

そんな胸鎖乳突筋が働く場面は
顔(首)を左右に向けたり、かしげたりする時です。

通常、どんな動きを取るときにも筋肉が働くものですが
痛みや違和感を感じるとなれば、過剰に働いている可能性が考えられます。

例えば、
ずーーーっと顔が左右どちらかに向きっぱなし
or
かしげっぱなしの姿勢です。

もっと具体的にいうと
TVを見る時の姿勢
デスクに向かうときの姿勢が大きく関与します。

このように日常生活において
偏った首の使い方をすることで
胸鎖乳突筋に過剰な負担がかかり、痛みや違和感につながります。


胸鎖乳突筋の緊張を取らないと起こること

顎関節症で悩まれる方は、首の痛みを抱えていることが多く、その原因は長時間の同じ姿勢です。

しかし顎や首の前に不調を訴え歯科を受診すると、
その原因は噛み締めからくると考えられ、マウスピースを処方されることがあるのです。

たしかに
マウスピースにより噛み締めによる顎への負担は軽減できるでしょう。

しかし顎関節症の特徴的な症状である、
口を開ける際の
顎の痛みや音、違和感は、マウスピースでは改善しないことが多いのです。

なぜなら
マスピースの目的は関節や歯を保護することだからです。


ここでもう一度思い出して欲しいのが
胸鎖乳突筋が働く場面です。

胸鎖乳突筋は
顔(首)を左右に向けたり、かしげたりする時に
働くのにも関わらず、歯や関節を保護するマウスピースを装着しても改善しないのは容易に想像がつくはずです。


ここまでまとめると
マウスピースを使用することで、、、

噛み締めから
歯や関節を守ることができますが、

首の前の筋肉(胸鎖乳突筋)にかかる
緊張には効果を発揮しないのです。



このことに気づけないと
いつまで経っても首の不調に悩まされる負の連鎖に陥ります。



胸鎖乳突筋の緊張を和らげる方法


ではどうすれば胸鎖乳突筋の緊張を和らげるのかというと
TVを見る時や、デスクに向かうときに

ずーーーっと顔が左右どちらかに向きっぱなし
かしげっぱなしの姿勢を止めることです。


まとめ


胸鎖乳突筋の不調は、顎関節症と併発して起こることが多い症状です。
その改善には、マウスピースではなく
胸鎖乳突筋に過剰な負担がかからないように
日々の生活を見直すことが最善の方法になります。

首に痛みや不快感を感じる方は一度ご自身の生活習慣を見直す機会にしてみてはいかがでしょうか?

またどんぐり整体院では首の不調を始め、顎関節症でお困りの方が多数来院する整体院ですので
お気軽にご相談ください。

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